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ウルグアイより、おはこんばんちは!

皆様、初めまして、ウルグアイ在住のセレステです。
今後ともよろしくお願いします。
さて、ウルグアイ東方共和国というのが正式なわけですが、日本の皆様にはどのような印象を持たれていることでしょうか。
前回のサッカーのワールドカップでは、4位に輝き、昨年末にあった南米カップでは、見事、優勝してきました。
そうです、ウルグアイと言えば、サッカーなんです。サッカー通と呼ばれる人達の間では、第一回サッカーワールドカップ開催国として知られています。現在でも、ウルグアイ国内で1930と言えば、第一回のワールドカップがウルグアイで開催された年ということで、誰もが思い出します。
しかし、随分と長い間、ワールドカップ本戦出場を果たせず、果たしたとしてもベスト8に残ることも出来なかったウルグアイなんですが、其の間もウルグアイのサッカー熱は、冷めることを知らない状態でした。
とにかく、日々の生活はサッカーを中心として繰り広げられると言っても過言ではないぐらいです。
国内で人気を二分するチームと言えば、ぺニャロールとナショナルなんですが、日本でいえば、野球の阪神と巨人のように、この2チームが対戦する時は、伝統の対戦と呼ばれ、殆ど全ての国民が注目していると言っても良いと思います。
日ごろの国内リーグでもそれほどの注目度ですから、今回のワールドカップ4位、南米カップ優勝の時は、それはすごかったです。
ワールドカップ4位の凱旋の時は、10時間以上に渡って、空港から祝賀会場へ向けてのパレードになりました。この距離は、通常なら車で一時間もすれば到着する距離です。
ただ、このパレードはあまりにも時間が掛かりすぎたという反省から、南米カップ優勝の時は、祝賀会場までの所要時間は、随分と短縮されました。
しかし、大会開催中の共通点は、ウルグアイが試合をする日は、学校が休みと同じ状態となることです。建前上、学校は休校にはなりませんが、前日のクラスで、試合当日は来なくても欠席扱いにならないから、と教師から言われます。ですから、クラスによっては半数以上が学校に来なかったりしました。学校に来た生徒も、顔に応援用のフェイスペイントをしたりしながら、みんなでテレビ観戦をするという有様でした。
学校がこんな感じなら、街中はどうか?というと、市内バスや中・長距離バスなどでは、車内でラジオ中継を流し、乗客乗員全てが聴き入る状態でした。ゴールでもしようものなら、バスだけではなく、街行く車が全てクラクションを鳴らし、乗客の「ゴール!」という大合唱と共に国中に響き渡っていました。
そんな感じで、ウルグアイ人にとってサッカーは、生活の中心と言える重要な存在のようです。それでは、サッカーの国、ウルグアイよりセレステがお伝えしました。



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